摘発の概要
福岡県警・熊本県警・長崎県警は2023年2月15日、九州広域で活動していた売春組織「ブラックダイヤモンド」(捜査機関による仮称)の一斉摘発を実施した。3県合同の捜索で計14カ所を捜索し、組織の幹部・中間管理役ら11人を売春防止法違反(管理売春・場所の提供)の疑いで逮捕した。
組織の規模と手口
組織は「デートクラブ」「スポンサー付き交際」を名目としたウェブサイトと、LINEグループを使った会員制クローズドコミュニティーで運営。会員男性に月額費用を課し、アクセスを付与する形で性的サービスを提供していた。
従事していた女性は延べ50人以上。いずれも組織側に一定の「スカウトバック」や「管理費」を払う形で、実質的な管理売春状態に置かれていた。
地方都市の性風俗犯罪
大都市圏での摘発強化を受け、性風俗関連の違法営業が地方都市に移転しつつある傾向が、今回の事案でも確認された。福岡市は繁華街・中洲を抱え、地方都市の中でも性風俗産業が盛んな地域の一つだ。
本記事は公開情報および捜査関係者への取材をもとに構成しています。