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SNS経由の売春あっせん組織を摘発 グループチャットで顧客と女性を結ぶ新手口

警察当局は16日、SNSのグループチャット機能を使って売春を斡旋していた組織を摘発、主犯格ら7人を逮捕した。グループチャットという「閉じた空間」を使うことで捜査を逃れようとしていたが、通信記録の解析により実態が解明された。

SNS経由の売春あっせん組織を摘発 グループチャットで顧客と女性を結ぶ新手口

新手口「グループチャット斡旋」

警視庁サイバー犯罪対策課は2026年4月16日、LINEなどのSNSのグループチャット機能を使って売春を斡旋していた組織を摘発し、主犯格ら7人を売春防止法違反(売春の周旋)の疑いで逮捕した。

従来の手口(ウェブサイト・マッチングアプリ)と異なり、このグループは完全招待制のグループチャットを通じて女性と顧客を結びつけていた。「閉じた空間」を使うことで、公開されるSNS投稿とは異なり証拠が残りにくいとの判断があったとみられる。

捜査手法の進化

警察は今回、SNSプラットフォームへの情報開示請求と、被害者の証言から得た手がかりをもとに通信記録を解析。グループチャットの全メンバーを特定した上で一斉逮捕に踏み切った。

「閉じたコミュニティでも、関係者が一人でも協力してくれれば全体の解明は可能だ」と捜査関係者は述べた。

手口の広がりへの警告

グループチャットを使った斡旋は、摘発されたケース以外にも広がっている可能性がある。警察庁は関係する捜査機関に注意喚起を発し、同様の手口への対処強化を指示した。


本記事は公開情報および捜査関係者への取材をもとに構成しています。