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大規模違法風俗ネットワーク壊滅 11都道府県に拠点、売上総額20億円超か

警察庁は11日、11都道府県に拠点を持つ大規模違法風俗ネットワークの壊滅作戦を実施したと発表した。幹部・実行役ら42人を逮捕し、組織の売上総額は少なくとも20億円を超えるとみられる。近年最大規模の風俗犯罪摘発として注目されている。

大規模違法風俗ネットワーク壊滅 11都道府県に拠点、売上総額20億円超か

壊滅作戦の規模

警察庁の調整のもと、11都道府県の警察が2024年9月11日、違法風俗ネットワーク「XXグループ」(捜査機関による仮称)への一斉捜索を実施した。全国計62カ所を同時捜索し、ネットワークの幹部から末端の実行役まで計42人を各種容疑で逮捕した。

ネットワークの構造

ネットワークは「フランチャイズ」型の運営形態をとっており、中央の統括組織が各地の「加盟店」に集客システム・スカウトノウハウ・資金管理サービスを提供する代わりに上納金を徴収していた。この構造により、末端の実行役には組織の全体像が見えにくくなっていた。

売上総額は2020年以降で少なくとも20億円を超えるとみられ、一部は海外口座や不動産への投資を通じてロンダリングされていた疑いがある。

捜査の特徴

今回の作戦では組織犯罪処罰法(犯罪収益の没収・追徴)の積極適用が図られ、口座の凍結・不動産の仮差押えが同時に行われた。「犯罪を割に合わないものにする」という経済的抑止の観点からの対処が強調された。


本記事は公開情報および捜査関係者への取材をもとに構成しています。