「24時」は店名ではなく、値札の話だった
即尺!全裸24時!!or合法!出張痴漢電車!! は、秋葉原(台東区)を起点にした派遣型のデリヘルだ。電話は03-5810-2500、ヘブンネットの表記では24時間営業で、休みは元旦のみ。派遣先は都内23区と、東京寄りの埼玉・千葉・神奈川まで。
このサイトでは同じ系統の店を、五反田(派遣型)と池袋(受付型)で取り上げてきた。五反田では「シャワータイムカット」という言葉の中身を、池袋では無料おもちゃが付く時間の段差を見た。演出の骨格はもう書いたので、今回は繰り返さない。
秋葉原の店で俺が引っかかったのは、店名に入っている「24時」という数字だ。最初は「いつでも呼べる」という意味の飾りだと思っていた。ところがイベント欄を開くと、時間帯ごとに別の料金が並んでいる。24時間営業というのは、24時間同じ値段で売っているという意味ではない。ここを確かめるのが今回のテーマになった。
料金表を時間帯で切ってみる
まずヘブンネットのシステムページにある基本料金(取得時点)。
| 時間 | ご新規様 | ヘブン会員様 |
|---|---|---|
| 50分 | 12,000円 | 12,000円 |
| 60分 | 15,000円 | 14,000円 |
| 70分 | 17,500円 | 16,500円 |
| 80分 | 20,000円 | 19,000円 |
| 90分 | 22,500円 | 21,500円 |
| 100分 | 25,000円 | 24,000円 |
| 120分 | 30,000円 | 29,000円 |
| 180分 | 45,000円 | 44,000円 |
| 240分 | 60,000円 | 59,000円 |
ほかに入会金3,000円、写真指名料1,000円、本指名料2,000円、延長20分5,000円。特別指名料は女性ごとに変わり、交通費はエリアで変わる。
ここにイベント欄の割引を重ねる。2026年10月1日付で出ているのは次の三つだ。
- 早割(9:00〜15:00):全コース2,000円以上OFF。60分13,000円、80分18,000円
- 夜限定割引(21:00〜06:00):60分13,000円、80分17,000円、100分22,000円
- 即ヒメ割:指名料込みで80分18,000円(本指名は別途2,000円)
80分だけを横に並べると、深夜の17,000円、朝昼の18,000円、即ヒメの18,000円、通常の新規20,000円。最大で3,000円の幅がある。60分は早割も夜割も同じ13,000円で、通常の15,000円より2,000円安い。
注意点もある。クーポンや割引の併用はイベントごとに違い、ページには「お気軽にお問い合わせください」としか書かれていない。夜割と即ヒメ割を重ねられるかどうかは、電話で確認するしかない。俺は「夜割の80分で、写真指名は付けるか付けないか」をあらかじめ決めてから電話した。条件を先に固めておけば、受付とのやりとりは短く済む。
もう一つの変数は交通費——秋葉原から何分か
派遣型なので、コース料金のほかに交通費がかかる。Q&Aの答えははっきりしていて、秋葉原から車で10分ごとに1,000円加算とある。
これは地味に効く。秋葉原の近くなら交通費はほとんど気にならないが、23区の端や埼玉・千葉・神奈川まで呼べば、10分単位で積み上がっていく。夜割で浮かせた3,000円が、移動30分ぶんの交通費でそのまま消える計算だ。
店もそれは分かっているらしく、ヘブンネットの注目欄に「秋葉原周辺の出張可能なルーム情報」を出している。例に挙がっているのは、秋葉原駅から徒歩1分のプチホテル「トゥージュール」(千代田区神田佐久間町)。秋葉原で遊ぶなら、駅前のホテルを先に押さえてから電話するのが一番シンプルだ。
コースは二択に見えて、実は四つある
店名は「全裸」か「痴漢」の二択に見える。ところが初心者向けQ&Aを読むと、選べるのは次の四つだと書いてある。
- 全裸即プレイコース:ドアを開けたら全裸の女性が入ってきて、挨拶もシャワーもなしで始まる
- 痴漢コース:シャワーを終えると、アイマスクで目隠しした着衣の女性がつり革を持って立っている
- 逆痴漢コース:名前どおり、こちらが責められる側に回る
- コンセプト無し:女性と一緒に風呂に入るところから始める、普通のデリヘルの流れ
このうち3と4は、店名にも看板にも出てこない。特に4番目は大事だと思う。過激な店名に気後れする人でも、この店を「24時間・時間帯割引がある秋葉原のデリヘル」として普通に使える、ということだからだ。
店が初めての客にすすめているのは痴漢コースだ。Q&Aには「非日常、現実世界では絶対に出来ない【痴漢コース】がおすすめ」とある。もちろん、店の中で決めたルールのうえで成り立つ“ごっこ遊び”で、女性側がアイマスクを着けて役を演じる約束になっている。
俺の考えでは、選び方は時間帯で変わる。深夜の夜割で入るなら、全裸即プレイが合う。疲れた頭で会話を考えなくていいし、挨拶とシャワーが省かれるぶん、短めのコースでも時間を持て余さない。逆に早割で昼に遊ぶなら、痴漢コースのように段取りのある遊びのほうが楽しめる。頭がまだ冴えているうちのほうが、ロールプレイに乗りやすいからだ。
受付と当日の流れ
電話では「ヘブン見た」と伝えるようページに書いてある。俺が確認したのは、コース、時間、割引の適用、ホテル名、指名の有無の五点。交通費は場所を伝えた時点で決まるので、ここで総額を確かめておけば、後から揉めることはない。
ひとつ強調しておきたいのがキャンセル規定だ。女性が到着した後のキャンセルは、コース料金の100%に、予約時に伝えた交通費と指名料まで加わる。全裸入室のように「ドアを開けた瞬間に始まる」店では、到着後に気が変わっても引き返せない。迷っているなら、電話を切る前に決めておくことだ。
当日は、ホテルに入って部屋番号を伝え、あとは待つだけ。全裸即プレイなら、ドアが開いた瞬間から始まる。挨拶の時間がないので、料金の受け渡しや延長の可否は、電話の段階で全部済ませておきたい。プレイ中に財布を探して空気が冷めるのは、この手のコンセプト店で一番もったいない失敗だ。
気になった点も書いておく
ひとつ目は、割引の情報が散らばっていること。イベント欄、クーポン欄、店舗トップと場所がばらけていて、しかも期限が日替わりのものもある。取得時点では「80分で総額15,000円分お得」というクーポンが出ていて、入会金・交通費(2,000円)・コース料金5,000円引き・ローター・バイブが無料、という内訳が並んでいた。ただ有効期限は2026年10月10日の1日だけ。毎日同じ条件が続くとは限らないので、使う日にもう一度ページを開いて確かめたい。
ふたつ目は、在籍の幅が広いこと。店の紹介文では、積極的なタイプからM寄りの女性、業界未経験の素人まで「揃い踏み」とうたっている。痴漢コースのように演技力が問われるコースほど、相手選びで満足度が変わる。写真指名料1,000円をケチらず、写メ日記やプロフィールを見て決めたほうがいい。
まとめ
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 料金の分かりやすさ | ★★★☆☆ |
| 時間帯割引のお得さ | ★★★★☆ |
| 交通費の明快さ | ★★★★☆ |
| コースの選択肢 | ★★★★☆ |
| 初心者の入りやすさ | ★★★☆☆ |
「24時」は、いつでも呼べるという看板である以上に、時間帯で値段が三段階に分かれる料金設計のことだった。いちばん安いのは深夜21時〜朝6時の夜割で、80分17,000円。次が朝9時〜15時の早割。定価で払うことになるのは、夕方の6時間だけだ。
秋葉原の駅前ホテルを使って交通費を抑え、夜割か早割の時間に、コースと割引の条件を電話で決めきってから呼ぶ。この店を一番安く遊ぶ方法は、結局この手順に尽きる。店名の過激さに身構える必要はない。値札の時刻を読める人が得をする店だ。