店名に書かれた「年齢の約束」を検証する
東京マダム(三十路、四十路、ときどき五十路) は、銀座を拠点に「都内で採用した30代・40代・ときどき50代のマダム」を派遣する人妻デリヘルだ。営業は11時から翌5時、定休日なし。
人妻・熟女系の店名は、だいたい「美熟女」「奥様」「若妻」のような雰囲気の言葉で済ませる。年齢層をここまで具体的に、しかも括弧書きで店名に入れてしまう店は、20年この業界を見てきてもそう多くない。これは客に対する一種の約束だ。だから約束が守られているかは、数字で確かめられる。
ヘブンの在籍一覧を数えた。表示は55人。掲載年齢でいうと、30代が24人、40代が28人、50代が3人。20代はゼロで、最年少は33歳だった。
つまり40代が約半分で最大勢力、30代がそれに続き、50代は全体の5%ほど。「三十路、四十路、ときどき五十路」という店名は、驚くほど正確に在籍の実態を言い当てている。「ときどき」は誇張ではなく、むしろ控えめな正直さだった。
交通費の無料圏が語る「銀座の店」の素顔
この店でいちばん面白いと思ったのは、プレイ内容ではなく交通費表だった。
無料なのは中央区・港区・千代田区。ここまでは銀座拠点の店として当然だ。ところが、その次に「品川駅・五反田駅・大井町・大森近辺」も無料と並んでいる。一方で、銀座から見ればずっと近い新宿区・江東区・文京区は3,000円、墨田区・台東区・豊島区などは4,000円かかる。渋谷区・目黒区・大田区は2,000円だ。
地図で塗ってみると、無料圏は銀座から真っ直ぐ南、東海道線・京浜東北線に沿って大森まで伸びている。北や東には冷たく、南には甘い。待機場所かドライバーの動線が南側に寄っているのだろう、と推測できる。客の側からすれば、品川や五反田のビジネスホテルに泊まっている出張組が、銀座の店を交通費ゼロで呼べるということだ。これは知っておいて損はない。
逆に、上野や池袋あたりのホテルから呼ぶと4,000円が乗る。その金額なら、同じ人妻系でも地元の店を探したほうが合理的な場面もある。銀座の店だから銀座近辺だけ、ではなく「銀座〜大森の南北ライン」の店として捉えるのが正しい。
料金表を分単価に直すと「120分」が浮き上がる
料金は現在、期間限定の割引価格が表示されている。開催期間の記載はないので、いつまで続くかは分からない。割引後の数字は次の通り。
- 60分 18,000円
- 90分 24,000円
- 120分 30,000円
- 150分 39,000円
- 180分 46,000円
- 240分 61,000円
これを1分あたりに直すと、60分が300円、90分が約267円、120分が250円、150分が260円、180分が約256円、240分が約254円。底を打つのは120分で、そこから先はむしろ少し割高になる。
さらに見逃せないのが延長料金だ。延長30分は10,000円。60分から90分に上げる差額が6,000円なのに、延長だと30分で10,000円かかる。熟女店は会話から入って時間が足りなくなりがちなので、「60分で頼んで、気に入ったら延長」という発想は高くつく。最初から長めのコースを取るのが正解だ。
新規向けには「入会金・交通費込み」の価格も別に出ている。60分19,000円、120分31,000円。これは割引後の料金に入会金(割引後1,000円)を足した数字とぴったり一致する。つまり「交通費込み」は無料圏で呼ぶ場合の話で、新宿や上野から呼べば交通費は別に乗る、と読むのが自然だ。予約時に確認しておきたい。ネット指名と本指名はそれぞれ1,000円。
もう一つ、キャンセル規定が厳しめなのも書いておく。2日前までは無料だが、前日は50%、当日は100%。熟女店は出勤が家庭の事情に左右される分、店側も直前の穴を嫌う。予定が読めない日に早めの予約を入れるのは避けたほうがいい。
四十路のマダムと過ごした120分
俺が選んだのは当然120分。相手は在籍の最大勢力である40代から、プロフィールの文面が落ち着いていて、写真の加工が控えめな人を選んだ。熟女店で写真を見るときは、顔よりも手元や首まわりの写りを見る。そこを隠していない写真は、だいたい実物との差が小さい。
呼んだのは新橋寄りのビジネスホテル。中央区・港区の境目あたりで、交通費は無料圏に入る。電話で「ヘブンを見た」と伝えると、受付は時間とホテル名、部屋番号を淡々と確認して、到着の目安を伝えてくれた。余計なことは言わないが、質問すればちゃんと答える。銀座の店らしい、事務的で丁寧な温度感だった。
ドアを開けて最初に思ったのは、服装の選び方がうまいということ。派手すぎず、かといって主婦の普段着でもない。銀座の夜にホテルのロビーを通っても浮かない格好で来る。これは人妻系の店として、女の子の教育がきちんとしているか、もともとそういう人を採っているかのどちらかだ。
最初の15分ほどは、ほとんど会話だった。若い子の店だとこの時間は「場をつなぐ」ものになりがちだが、四十路の女性は会話そのものが上手い。こちらの仕事の話を聞き流さずに拾い、自分の話は少しだけ出して引っ込める。120分を選んだ理由はまさにここで、この時間を削らずに済むのが長いコースの価値だと改めて思った。
シャワーのあとのプレイは、ゆっくりと丁寧。勢いで押すタイプではなく、こちらの反応を見ながら少しずつ温度を上げていく。熟女店の良さは「急がない」ことに尽きると俺は思っているが、その意味で期待どおりだった。時間に追われる感じがなく、終わったあとにまた少し話す余裕まで残った。120分の分単価が最安という計算は、体感の満足度とも一致した。
オプションはコスプレ・ローター・パンスト破りが各2,000円、ガーターベルトと聖水が3,000円、電マが4,000円。今回は付けなかったが、四十路の女性にガーターベルトという組み合わせは、この店のコンセプトにいちばん合うオプションだと思う。次に呼ぶなら試したい。
どんな人に向く店か
向いているのは、品川・五反田・銀座・新橋あたりのホテルに泊まる出張組、もしくはこのエリアで働いていて仕事帰りに呼べる人。交通費の無料圏をうまく使えれば、新規価格のまま120分を31,000円で過ごせる。年齢層は30代と40代が中心なので、「若すぎず、落ち着いた女性と長めに過ごしたい」という需要にまっすぐ応える店だ。
向かないのは、池袋や上野など北側のホテルから呼ぶ人、カード払い前提の人、直前に予定が変わりやすい人。前者は交通費、中者は10%の手数料、後者はキャンセル規定がそれぞれ効いてくる。
まとめ
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コンセプトと在籍の一致度 | ★★★★★ |
| 料金の分かりやすさ | ★★★☆☆ |
| 長時間コースのコスパ | ★★★★☆ |
| 受付対応 | ★★★★☆ |
| サービスの落ち着き | ★★★★☆ |
| 総合 | ★★★★☆ |
「三十路、四十路、ときどき五十路」という店名は、数えてみればそのまま在籍表だった。看板に嘘がないというのは、それだけで熟女店選びの大きな安心材料になる。
一方で、料金表は割引価格・新規価格・延長・カード手数料・エリア別交通費と層が多く、何も考えずに頼むと想定より高くなる構造でもある。結論としては、無料圏のホテルから、現金で、最初から120分を取る。この三点を押さえれば、この店はかなり素直に良い店だ。