判決の概要
東京地裁は2024年11月13日、大規模な会員制売春斡旋ウェブサイト「○○クラブ(仮称)」を運営していた被告・山本聡(39)に対し、売春防止法違反(売春の周旋)で懲役3年(実刑)・追徴金2億3000万円の判決を言い渡した。
裁判長は「被告は組織的かつ営利目的で長期間にわたり売春の周旋を行い、その規模と収益は例外的に大きい。デジタル手段を使った性的サービスの斡旋に厳正に対処する必要がある」と述べた。
サイトの実態
被告が運営していたサイトの登録者は全国で約8000人(女性2500人・男性5500人)。月商は最盛期に600万円を超えていた。被告は収益の一部を暗号資産で管理し、一部を海外口座に移転させていた。
追徴金の意義
2億3000万円という巨額の追徴金は、デジタル性犯罪への抑止効果を高めることを狙ったものだ。弁護士は「犯罪収益の剥奪は、経済的合理性で動く犯罪者への最も効果的な制裁の一つだ」と評価した。
本記事は公開情報および裁判記録をもとに構成しています。