同じグループでも、池袋店は「メニュー表」で読む
SM東京 池袋店 は、池袋北口・西口エリアに派遣するSM系デリヘルだ。電話は03-5956-2825、ヘブンネット上の営業時間は10:00〜翌5:00。看板コピーは「関東最大級のSMグループ!どMな素人の宝庫!!」で、新宿店・五反田店と並ぶSM東京グループの一角にあたる。
グループの新規向け「コミコミパック」(70分22,000円・100分28,000円・120分38,000円、入会金と指名料込み)や返金保証については、以前新宿店の記事で中身を分解した。池袋店にも同じパックが掲載されているので、そこを繰り返しても意味がない。
今回見たいのは、パックの「次」だ。初回の割引が終わったあと、客はどの料金表の前に立たされるのか。SM店は二回目以降の通常料金でこそ、その店の性格が出る。池袋店の料金ページは、それを読むのにちょうどいい材料が揃っていた。
8本のコースは「足し算の階段」になっている
池袋店のコースを並べると、こうなる。
| コース | 番号 | 主な時間と料金 |
|---|---|---|
| イメージSコース | No.Ⅰ-1 | 60分20,000円/90分29,000円/120分38,000円 |
| VIP Sコース | No.V-1 | 70分27,000円/100分38,000円/120分48,000円 |
| VIP Sプレミアム(パール〜ジェイド) | No.V-2〜V-7 | 100分48,000円/120分58,000円 |
| プレミアムクリスタル | No.V-8 | 70分52,000円/100分63,000円 |
| プレミアムエメラルド | 番号記載なし | 100分66,000円/120分76,000円 |
一番下のイメージSは、いわゆる一般的なヘルスの内容に放尿鑑賞や羞恥プレイを乗せた「SMの雰囲気を味わう」コースだ。ここにはロープも鞭も入っていない。
VIP Sに上がると、綿ロープの縛り、ソフト鞭、中バイブ、アナルバイブ、命令・調教、お湯浣腸と排泄が加わる。グループとしての「標準のSM」はここだろう。
その上のプレミアム各種は、VIP Sの内容をすべて含んだうえで、宝石ごとに追加要素が一つの方向に寄せてある。パールは目隠し・首輪・猿ぐつわといった拘束具、トパーズは麻縄とローソク、ルビーは即尺、ラピスは野外、サファイアはイラマチオ系、ジェイドは「アルファイン出張」とアルファイン常設設備の利用。しかも料金は6種類すべて共通だ。
つまりこの階段は「上に行くほど過激になる」一本道ではない。VIP Sという共通の床の上に、同じ値段で6方向の部屋が並んでいる。値段で比較させず、「自分は何がしたいのか」で選ばせる構造になっている。
「正会員以上限定」という一行を見落とさない
料金表で引っかかったのが、イメージSとVIP Sに付いている「正会員以上限定」という注記だ。
入会金は5,000円で、グループ全店で使えると書かれている。おそらく入会金を払った時点で会員扱いになり、そこから先の通常コースが開く仕組みだと読めるが、「正会員」の正確な条件まではページから断定できない。初回はコミコミパックで入会金が込みになっている以上、初回と二回目以降で扱いがどう繋がるのかは、予約の電話で一度確かめておくべきポイントだ。
ここで効いてくるのが「グループ全店で利用可」の一文だ。新宿や五反田で一度遊んでいれば、池袋でも入会金を二重に払う必要はないことになる。池袋に住んでいて職場が新宿、という人にとっては、店をまたいで使えるのは素直にありがたい。
ちなみにVIP Sの延長は30分15,000円、イメージSは10,000円。SMは段取りに時間を食うので、延長前提で短い枠を取るより、最初から長めの枠を取るほうが単価は下がる。VIP Sなら70分27,000円+延長15,000円=42,000円より、100分38,000円のほうが4,000円安く、時間も同じだ。
交通費表が教えてくれる「池袋北口に泊まれ」
池袋店の料金ページで、俺が一番実用的だと思ったのは交通費の表だ。
- 池袋北口周辺ホテル:無料
- 豊島区:1,000円
- 板橋区・文京区・北区・中野区・新宿区:2,000円
- 練馬区・渋谷区・港区・台東区など:3,000円
- 世田谷区・品川区・江東区・江戸川区など:4,000円
区単位で細かく刻んであり、どこに呼べばいくらかかるかが最初から見える。そして「池袋北口周辺ホテル」だけが無料だ。
池袋北口の周辺は、駅から歩ける範囲にホテルがまとまっているエリアだ。ここを無料にしているということは、店がこのエリアへの派遣を最も回し慣れているということでもある。道具を抱えての移動が短く済むので、女の子の到着が早く、時間のロスも少ない。
もう一つ、自宅やホテルへのデリバリー対応は「18:00以降」とはっきり書かれている。営業は朝10時からだが、昼に自宅へ呼ぶ使い方はできない前提で予定を組む必要がある。昼の時間帯に遊びたいなら、池袋北口のホテルを自分で押さえる動き方が現実的だろう。
オプション表の「天井」は何のためにあるのか
オプション表は1,000円の追加ロープから始まり、2,000円のパンスト破り、3,000円の拘束具やバイブ類、5,000円の麻縄・電マ・お湯浣腸と、細かく刻まれている。撮影オプションもあり、アイマスク着用か顔出しかで料金が分かれ、時間によって25,000円〜45,000円と設定されている。
そして表の末尾には、12万円・20万円・40万円という桁違いの項目が並ぶ。内容はここでは書かないが、SMの中でも最も特殊な領域に属するものだ。
正直に言えば、ほとんどの客にはこの天井は関係がない。ただ、この項目が明記されていること自体に意味はあると思う。「どこまでが可能で、それはいくらか」を店が公開しているということは、逆に言えば、書かれていないことは頼めないという線引きにもなる。SMは同意と範囲の取り決めがすべてのジャンルだ。料金表が細かいほど、現場で「それは聞いていない」という揉め事は起きにくい。
初めての人が気にすべきなのは天井ではなく、自分の選んだコースに何が含まれていて、何がオプション扱いなのかという境目のほうだ。例えば麻縄は、トパーズを選べばコースに含まれるが、VIP Sで頼むと5,000円のオプションになる。電マも同様で、パールなら含まれ、VIP Sなら別料金。欲しい要素が2つ以上あるなら、オプションを積むより該当する宝石コースを選んだほうが安く済むことが多い。
現場で見えたもの——即ヒメ表示と「池袋らしさ」
店舗ページには「即ヒメ」として、その時点で待機中の女の子が複数並んでいた。SM店は女の子ごとに対応できる範囲が違うので、即ヒメから選ぶ場合も、プロフィールで対応コースを確かめてから電話するのが鉄則になる。
予約の際は、ヘブンネットを見たと伝えたうえで、コース番号を伝えるよう案内されている。「No.V-3で100分、池袋北口のホテルで」——これだけで話が通るのは、慣れていない客にとって大きい。SMの電話予約で、受付相手にプレイ内容を一つずつ口に出すのは、思っている以上に気後れするものだ。
池袋という街は、新宿より客層が若く、学生や近隣住まいの利用が多い印象がある。そういう街で、初心者の入口(イメージS・コミコミパック)と、マニア向けの天井(プレミアム各種・高額オプション)を一枚の料金表に同居させているのは、客層の幅をそのまま受け止める作りだと感じた。
まとめ
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コース番号制による注文のしやすさ | ★★★★★ |
| プレミアム6種同額という選ばせ方 | ★★★★★ |
| 交通費表の明快さ(池袋北口ホテル無料) | ★★★★★ |
| オプションとコースの境目の分かりやすさ | ★★★★☆ |
| 「正会員以上限定」の条件の見えやすさ | ★★★☆☆ |
| 自宅派遣の使い勝手(18:00以降) | ★★★☆☆ |
新宿店では「コミコミパックは本当に込みか」を確かめたが、池袋店の料金表が語っていたのは、パックの先の歩き方だった。イメージSで雰囲気を知り、VIP Sで標準のSMを知り、そこから先は宝石の名前で自分の好みを選ぶ。値段で背伸びさせず、内容で選ばせる設計になっている。
使い方の結論はシンプルだ。呼ぶなら池袋北口のホテルで交通費をゼロにする。欲しい要素が複数あるならオプションを積まずに宝石コースを選ぶ。延長前提ではなく100分以上の枠を最初から取る。そして「正会員」の条件だけは電話で確かめる。この四つを押さえれば、番号で注文できるこの店は、SMの二回目以降を一番迷わずに歩ける店の一つだと思う。